各種建物の大規模修繕・耐震補強についてのご相談をうけたまわっております。

大規模修繕・耐震補強についてはまず現場を拝見、建物改修の履歴や現状お困りの点、ご不安な点をお聞きし、調査および改修設計内容のご提案をさせていただきます。

ご希望により、調査・改修設計、積算、工事会社選定補助、工事監理、長期修繕計画作成等の業務が可能です。

また単に改修というだけではなく、使いやすく現代的な設備の導入の提案も可能です。

  • 長期間メンテナンスしてない
  • 壁や床にクラックが目立つ
  • クラックとともに茶色に変色がある
  • タイルがはがれて落ちているところがある
  • 鉄製の手摺がさびで折れるかも。危険。

こういった兆候を見つけたら早期の対策が必要です。

分譲マンション大規模修繕業務の着工までの流れ

大規模修繕のご相談をいただいた場合、まず現地訪問させていただき、現況・過去の改修履歴でわかっていること等をうかがい、ケースにより、どのように進めるべきかを 判断、お話します。

その上でよろしければ、調査診断、報告書作成、改修工事設計、施工会社選定補助、工事監理(※)の見積書を1〜2週間で提出します。

※工事監理は施工者自社による管理、監督とは性質の異なる業務です。

御見積書の作成
ご事情により上記のうち一部を別途(見積もりに含めない)とすることもできます。 ここまでは原則無料とさせていただいてます。
ご検討
お見積もり内容・契約について理事会で御検討ください。必要あればあらためてご説明にうかがいます。
ご契約・発注
内容を理事会等でご承認いただければ正式に御契約をお願いします。
各種調査
日取り・段取りを決め、各種調査を実施します。
修正・設計
調査結果と、マンションごとのご事情(改修ご希望内容、予算、バリューアップ等)を踏まえ、改修設計にはいります。
施工者公募
ご相談のうえ業者選定方法を含め方針が決まったら、施工者公募または見積徴収をします。
施工者決定
書類審査・面談等により業者を決定します。決定方法等はあらかじめ理事会で決議しておきます。
スケジュール作成
いよいよ施工者も決定したら、施工計画・仮設計画等を提出してもらい、承認を得てスケジュールを決めます。
工事開始
工事開始。定例会議を中心に打ち合わせを重ねながら、工事を進行します。
打診棒の音でタイル浮きの調査
塗装劣化によるチョーキング

調査内容については築年数や経緯、現場状況により異なります。現場での目視、打診等は一般的に行われていますが、当社ではこれらの作業で得られた記録を写真以外にCAD図面で図示し、的確な工事数量の算定に役立てるとともに、継続的に改修内容を記録することで、将来的にも建物履歴としてCAD図面データを活用することを推奨しています。

また、設計事務所としての特長を生かし、問題点を改善して維持費を下げるのための改修設計、たとえば旧設備更新(古い受水槽を撤去して増圧ポンプ給水に変 えるなど)でスペースを広げる、エントランスを現代的なデザインに刷新するなど、効果的なリニューアルの提案が可能です。